『 心が痛くてつぶれそうな 』 この抽象的でせつない気持ちを、大和言葉は [ をし ] 一言で表しています。
その [ を ] に漢語の[ 愛 ] を当てて[ 愛(を)し ] とし、それに「とっても」という意味の [ いと ] を付けて [ いと愛(を)し ]。
さらに、平安時代に単一の形容詞 [ いとほし ] と発達し、文語として固定化されていったようです。
口語の[ 愛(いと)おしい ] [ 愛しい ]という形容詞になるまでには1000年以上の歴史があります。
その [ を ] に漢語の[ 愛 ] を当てて[ 愛(を)し ] とし、それに「とっても」という意味の [ いと ] を付けて [ いと愛(を)し ]。
さらに、平安時代に単一の形容詞 [ いとほし ] と発達し、文語として固定化されていったようです。
口語の[ 愛(いと)おしい ] [ 愛しい ]という形容詞になるまでには1000年以上の歴史があります。
コメント
これから1000年後の未来には、言葉はどんなふうに変化しているんでしょうね。
今は昔、別れたくない気持ちを表すのに「いと惜しい」が「愛おしい」に変転していったのでしょう。